ボーカル2人 呼吸ピタリ
「リアル・ライフ…ハイ・フィデリティ」(アップフロント)を出した米国のファンクバンド、ファット・ファンクションが4月に来日。東京都内で公演した=写真、COTTON CLUB提供=。
1996年、人気バンド、タワー・オブ・パワーを目標に、ウィスコンシン州の学生たちで結成。管楽器4人を含む9人で活動している。キーボードのティム・ウェイレン=写真右から2人目=と、サックスのアル・ファラスキ=同4人目=の2人が楽曲を手がけ、共にボーカルも務める。ティムはライブの進行役としても聴衆を盛り上げ、オペラ歌手志望だったアルが迫力ある歌声を響かせる。
ティムは「自分たちならではのスタイルを作りたかった。ボーカルも音楽のパーツとして他の楽器と平等だから」、アルは「大きい音が好き。サックスを吹いていない時も、音の穴を埋めたいんだ」と語る。
新作は、ほとんどの楽曲を2人で共作。2006年からの制作の過程には、アルの婚約者の闘病と死があった。ティムは「一人が始めた曲をもう一人が終わらせることができるほど、アルとは音楽的な呼吸が合っている。婚約者の死後、その絆は強くなった。今後も全員の協力で曲を作っていきたい」と話している。
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(2012年5月10日
読売新聞)
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